ラベージュ校では不審者対策の避難訓練を行いました。

トゥールーズ日本語補習校ラベージュ校では、毎年あらゆる事態を想定して避難訓練を行なっていますが、今年は不審者侵入を想定して避難訓練を行いました。

幼稚園クラス、小学校1年生クラス、小学校中学年クラスの授業中に、「不審者が突然攻撃してきたら」という状況を想定し、先生が対策法について説明しました。

その後、「不審者が攻撃してきた!」という合図の元、全生徒が避難をしました。

化学兵器を使われた場合も想定し、子供達は各自手持ちのハンカチや布で鼻と口を覆い建物から速やかに外へ移動しました。
ハンカチを忘れた幼稚園クラスの女の子が先生の話を思い出し、「鼻と口を覆わなきゃ!」と、とっさにスカートを鼻と口に当てるという素晴らしい機転をきかせる場面も見られました。

「小さな子供でも理解しやすいように」「今後にも活用できるように」と、さおり先生が情報をあちこちで調べてくださり、下のようなフリップを作ってくださいました。

普段平穏な日々を過ごしていると、緊急事態について考えることはありませんが、今回の訓練で親も子も、そのような状況について考える貴重な機会を得ることができ、とても有意義な避難訓練となりました。