新年度から新しい幼稚園クラスになり、早2か月が経過。
子供たちもだんだんクラスに慣れてきました。
そこで、現在の幼稚園クラスの様子を先生に聞いてみました。 
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最初は一人で教室にいるのが難しく「ママ!、ママ!」と言っていた男の子、今ではすっかり慣れてきて、なんだか頼もしくなってきました。最初こそなかなかしゃべらなかったものの、どんどん話せるようになってきて、積極的に発言もしてくれます。先生が話した言葉を真似たり手遊びやダンスなど、できることも日に日に多くなってきています。
 
そしてまだ入ったばかりの3歳の女の子もいます。まだ慣れないのでしばらくはお母さんも一緒に入りますが、途中でお母さんが外へ出ても大丈夫です。体験の時おとなしかった彼女も、どんどんおしゃべりしたり大きな声でお歌を歌ったり、少しずつ教室の雰囲気にも慣れてきました。補習校がとっても楽しいようで、一度は高熱があるにもかかわらず、「行きたい!」とお母さんに頼んで解熱剤を飲んでまできてくれました。
 
子供たちはなかなかその時の気分もあるので「今日はそんなに歌を歌ってる気分じゃない」という感じで、歌の時もぼーっとしていたりすることもあります。この前は“歌の気分じゃなかった”年中さんの女の子に「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんの声とってもかわいいから、先生聞きたいなあー!!!」とお願いしたところ、「うん!いいよ!」といって、大きな声で歌ってくれました。最初はあまり日本語が出てこなかった彼女ですが、今は自然に日本語がどんどん出てくるようになって目をみはる成長ぶりです。

【歌「手をたたきましょう」の「おーこりましょ、プンプンプン」の時の顔】

年中さんの男の子も、ひらがなのプリントが全部終わって今度はカタカナに入り、毎回楽しそうにプリントをやってくれています。
いつもひらがなの読みを勉強しているときに「あ」のつく言葉はなにがあるかなー!などと聞くんですが、彼はとってもたくさんの言葉を教えてくれます。
 
年長さんの女の子に至っては、もう見本を示してくれているかのように、なんでもきちんとやってくれます。そしてものすごくおしゃべり!先生が質問をすると「しってるけどおしえなーい!」なんていうお茶目なところもあります。そして驚いたことに、「この教室では日本語だけを話す」ということをきちんと理解しているようです。
この前も「わたしのおうちね、ねこちゃんがきたの」と教えてくれたので「そうなんだ!なんていう名前を付けたの?」と聞いたところ、「おしえられない」と言ったので「ないしょなのかな?」と聞いたら、「ううん、フランス語(の名前)なの・・・・」と!
 確かに彼女もフランス語と日本語の名前を使い分けています(補習校では日本名)が、ネコの名前ですらそんな風に思っていたんですね。
日本語のクラスでは「日本語しか話さない」と、5歳ながらもきちんと理解し使い分けをしていることにとても驚きました。
 
今月はかくれんぼかるたをしています。
最初にカードを隠す前にみんなと一つずつ物の名前を確認してもらい、目を瞑ってもらってる間にカードを教室中にばらまき、みんなに探してきてもらいます。
年少さんメンバーもお兄さんお姉さんに負けずにカードを見つけてにこにこしながら持ってきてくれました。
みんなのめまぐるしい成長を目の当たりにし、子どもってすごいなあとつくづく感心してしまいます。