ラベージュ校小学生クラスでは低学年クラス、中・高学年クラス共に、生活科でそれぞれ風呂敷について学び、実際に体験してみました。


スーパーではただでもらえないレジ袋。そんな時に小さくたためてさっと包み、いろんなものに対応できる風呂敷は実は便利で、日本でも見直されているようです。
ご自宅に風呂敷がある人は持ってきてもらい、ない人は先生が持っている風呂敷を使って学習しました。
とてもきれいな柄の風呂敷を持ってきてくれた子もいて、すごくきれい!!と声が上がっていました。
見た目が綺麗なのもいいですよね。

低学年クラスでは簡単に口頭で風呂敷がなぜ風呂敷とよばれるようになったのか、簡単な歴史の説明、
そしてその後どうやって使われてきたのか、どんなふうに使えるかなどを話し合った後、
基本の一つ結び、こま結びのやり方を教えてから本を包んでみたり、簡単な手提げかばんを作ってみました。
1年生には難しすぎるかなと思いましたがすんなりとできて、自分たちでカバンの中身を出して包んでみたり
作ったバッグの中に入れてみたり楽しんでいました。
リュックサックも作ることができるんだよと教えたらとてもびっくりしていました。
ちなみに関係ありませんが、先生のマスクは藤井聡太棋聖の「夏用涼やか絹マスク」だそうです。
とてもつけ心地が良いそうですよ。


中学年クラスでは低学年クラスで説明したことをプリントを使って説明しました。
昔の絵巻に出てくるイラストなどを見て、「ほら、こんな風に使われているよ」と説明しました。
そして低学年クラスでもやった基礎的な包みかたから、
「スイカはどうやって包むのかな?」とボールを使って子供たちに実際に包んでもらって考えてもらったり、

「ペットボトルはどうやって包んだらいいかな?」など、実際に子供たちにも色々と考えてもらいました。
寿司桶なんかも、カバンに入れてしまうと斜めになってしまうけれど、風呂敷で包んだらまっすぐ持って行けるよと言ったら
「これはお母さんに教えてあげよう」という声も聞こえました。

しかしさすがは小学生。風呂敷を頭に巻いたり、マントにしてみたり、というような姿もみられました。


中・高学年は風呂敷について国語辞典でも調べてみました。

トゥールーズ日本語補習校では、通常通り授業を行っています。
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