トゥールーズ補習校ラベージュ校幼稚園クラスでは、本日、特別授業として手話講座を行いました。



補習校に通っている保護者の方が来てくださり、子供たちとその保護者たちに日本語の手話を色々と教えてくださいました。
うまれて初めて手話というものを目にした子どもたちも多く、声で会話する以外に手や表情で意思疎通ができることを知る、とても良い機会となりました。

まずは絵本「はらぺこあおむし」を手話で。

前回の授業で、このお話を読み聞かせで聞いた後、今回は手話での表現で同じお話を再確認です。
音声での読み聞かせに負けないくらい、生き生きとして迫力のある表現に、大人も子どもも思わず釘付けになってしまいました。
手話というのは、手の動きだけでなく、顔の表情もとっても重要な役割を果たしているんですね!

そして次は手話クイズ。
食べ物や乗り物、動物、道具をカテゴリー別に手話で表現してもらい、それぞれ何を表しているかを子どもたちに当ててもらいました。

さて、これは動物ですが、何でしょう?

答えは、「うさぎ」です。
手のひらを立てて後ろに向けるんですね。
ちなみに、手のひらを前に向けたら「犬」なんだそうです!

じゃあ次は道具です。
これはなんでしょう?

「カメラ!」
正解です!

手話クイズの後は、手話で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」「わかりました」などなど、色々なあいさつをしてみました。

手話の動きを見て、「これは何だろう?」と考えることで、想像力が刺激されます。
大きい子も小さい子も、みんな我先に積極的に発言し、とても 楽しい授業となりました。

今回手話講座をしてくださったNさん、楽しい授業をありがとうございました!