補習校には主に国語の教科書を使って勉強する「国語科」とそれ以外を学習する「生活科」があります。
毎回生活科では何をしようか悩みどころ。歴史をしたり、時には歌を歌ってみたり。
 
 
 
ラグビーワールドカップの試合がトゥールーズで行われたこともあり、少し「君が代」を扱ってみました。
低学年と高学年で教える内容の難易度は変わりますが両クラスともテーマは「君が代」でまず曲を流してみて知っている曲か聞いてみました。
 
するとはい!と手を挙げた子が「ラグビーの日本のテーマソングだこれ!」と。
 
惜しい!
 
他には、最初の部分を聞いて「なんかカトリックっぽい・・・・」という子も。
そしてしばらくすると聞いたことがあったのか「あ!これ日本教だ」と(笑)
 
いや日本は国で宗教団体じゃないから!なかなか思いもかけないことを言うのが子供たちです。
 
多かったのは「ラ・マルセイエーズの日本のバージョン!」という答え。
「国歌」という言葉を教えたり、あとは日本の国歌はヨルダンと並びとても短い部類の国歌だそうで、そういうことを教えたり、
高学年では、実はこの国歌は世界で一番古い国歌としてギネスにも載っていて、この歌詞は五七五七七で構成されているんだよというとみんな指を使ってカウントしていてびっくりしていました。
 
そして最近はまた風呂敷についても教えました。ラベージュ高学年クラスは以前風呂敷はやったので今回は低学年のみ。
風呂敷の語源や歴史、そして包み方を教えましたが、みんなまず自分が持ってきた風呂敷や先生が持ってきた風呂敷の柄に興味津々!
すごく綺麗!!とみんな言っていました。
 
本を包んでみたり
 
 
みんなで袋を作ってみたり
 
 
そして大きな風呂敷を持っている子がいたのでバックパックを作ってみたり。
 
 
そして高学年は何をしているかというと
 
たまには家庭科の教科書も使って裁縫をしたり。
これは玉結び・玉止め で作るいちご。
 
 
 
意外と男の子も楽しそうで「またやりたい!」といっていたのでボタン付けやいろんな種類の手縫いの仕方などやってみたいなと思います。
 
あとたまにディベートをするのですが、昨日は久しぶりだったので、ディベートとはなんだったっけ?を思い出すためにみんなでディベートの材料を作りました。
 
 
テーマは「過去と未来、どっちにいきたい?」
みんなの意見がとても面白くてとても感心しました。
美味しいお菓子についていったかと思えば「地球なくなってるかも」「環境汚染がひどくなってるかも」とか
過去に「歴史書をもって預言者として舞い降りたい」という子も!
 
毎回生活科のテーマを考えるのはなかなか難しいですが、楽しく授業を受けてくれる子供たちを見るととてもやりがいを感じます。