今回素敵なご縁があり、ラベージュ校とトゥールーズ市内校の希望者で子ども合唱団を結成しました。

 

 
お話をくださったのは、ピアニストでありながら、合唱指揮者のプロとしても活躍されている
ドゥヴァン・彩乃先生。
現在International Choir Nipponという児童合唱団を創設し、
フランスを拠点にヨーロッパ各国で子どもたちの歌声を通して日本文化を紹介する活動をされています。
 
今回は彩乃先生のご指導の元、3月の学習発表会に向けて、月に一度の合同練習と各家庭での練習を行いました。
楽曲は「赤い花 白い花」「キセキ/GReeeeN」の2曲。
「赤い花 白い花」は合唱曲として、フランスで人気のある楽曲です。
「キセキ/GReeeeN」は、歌詞と曲の速さが難しい楽曲ですが、子どもたちは大好きで毎日コツコツ練習して覚えました。
 
彩乃先生との合同練習では、まず体をほぐし、発声練習をしてから歌います。
初めは声が出なくても、先生のアドバイスでみるみる声域が広がり、のびのびとした柔らかな声になっていきます。
 
 
本番は、彩乃先生によるピアノ演奏と、ギヨーム・ドゥヴァンさんの指揮で
みんなの声が一つにまとまり素敵な歌声となりました。
 
日本の学校では合唱をよくしますが、フランスでは合唱をすることがほとんどないので、
みんなで歌声を綺麗に合わせる体験自体がとても貴重なことでした。
 
 
 
そして、今回日本の琴奏者の菊凪ゆうこさんと鈴木泉芳(のりか)さんがトゥールーズにいらっしゃり、子ども合唱団の伴奏をお琴でしてくださいました。
楽曲は、「赤い花 白い花」「キセキ/GReeeeN」に加え、「さくら さくら」の3曲。
琴の音色の美しいこと。優しく響く音色に子供たちもうっとり。
 
 
合唱の後は、お琴の体験もさせて頂きました。
全員がお琴初体験。みんな興味津々です。
まずは指に箏爪を付けて、手の形はひらがなの「つ」、そして弦を弾いて、「わぁ綺麗な音!」。
子ども達の目がキラキラ輝いていました。
 
日本で長く受け継がれてきた琴の音色をフランスの地で聴き、その音色に声を合わせ、
実際に触らせていただく体験を通して、日本文化を“体感”することができました。
 
  
 
こんな素晴らしい機会をくださった、彩乃先生、菊凪ゆうこさん、鈴木泉芳(のりか)さん
本当にありがとうございました。
 
 
◾️◾️プロフィール◾️◾️
 
<ドゥヴァン・彩乃>
東京生まれ。普通科高校を卒業後単身渡仏。
ソルボンヌ大学、ミラノ国立高等音楽院(指揮科)、ジュネーブ国立高等音楽院修士課程(コンサーティスト科)を卒業。ピアノ教育、ピアノ伴奏、指揮の3専攻でフランス国家資格を取得。ソルボンヌ大学院在籍中は、教授アシスタントを務めた。
パリ市立音楽院、パリ国立高等音楽院非常勤ピアノ伴奏者、パリ区立音楽院合唱指揮者の職を経て、現在は主にラジオ・フランスにて、M.フランク、S.ジャナン、M.O.デュパン、M.ルヴェルディといった世界的指揮者/作曲家と多くのコラボレーションを行なっている。

<菊凪ゆうこ> 
1998 年生まれ、福岡県福岡市出身。 5 歳より箏、15 歳より三絃を始める。筑紫女学園高校を卒業し、東京藝術大学音楽学部邦楽科箏曲生田流専攻卒業。地元福岡では安江菊扶路氏に、また大学で東京に上京してからは深海さとみ氏に師事。深海邦楽会、東京藝術大学音楽部同声会、森の会、同声会、当道音楽会所属。精力的に演奏活動をしながら箏の指導も行なっている。全国小中学生コンクールin宇部にて宇部市長賞全国邦楽ジュニアコンクールin熊本にて奨励賞。第21回賢順コンクール岸辺成雄賞受賞。第21回くまもと全国コンクール優秀賞受賞。

<鈴木泉芳(のりか)>
 1998 年生まれ、岡山県倉敷市出身。3 歳より箏を、8 歳より三味線を、10 歳より胡弓、鼓、17絃及び華道をはじめる。ノートルダム清心学園を経て、東京藝術大学音楽学部邦楽科箏曲生田流専攻卒業。その他各地の寺院及び重要文化財にて奉納演奏や、様々な洋楽器とのアンサンブルを行い、東京都と岡山県を中心に演奏活動と指導に務める。東京藝術大学同声会、深海邦楽会、森の会、千人鼓の会所属。都内 EYS 音楽教室講師として指導中。