2024年もあっという間にひと月以上が経ちました。トゥールーズ市内校幼稚園クラスでは、1月、お正月や新年の干支などをテーマに授業を行いました。
⚫︎干支のお話
年賀状や初詣。日本に暮らしているとさまざまな場面でその年の干支を目にするものですが、フランスではそうはいかないもの。
そこで「毎年、その年の王様になる動物が決まっているんだよ」、また「どうやってその十二の動物に決まったのだろう」と、十二支のはじまりについてのお話を読みながら学習していきました。
学習のまとめとして、今年の干支である辰をテーマに2024年のカレンダーを制作。
市内校幼稚園クラスでは、授業のルーティンのひとつとしてカレンダーチェックを行なっていることもあり、「自分のカレンダーだ!」と喜ぶこどもたちの姿も。
さっそく家族の誕生日や学習発表会の予定などを書き込む様子も見られ、ほほえましく感じられました。
⚫︎だるまと絵馬
また別の週の授業では、おりがみでだるまを折り、絵馬に今年のお願いごとを書くアクティビティを。
絵本で取り上げられることも多い「だるま」。その存在は知っていても、そこに込められた意味まではなかなか知る機会がありません。
この週の授業では、だるまの意味をはじめ、初詣や絵馬、おせちやお雑煮、かがみ餅など、日本の新年の慣習について学習をしました。
⚫︎ことばの学習
年少・年中さんは、2学期に学習したひらがなの振り返り(そのひらがながつく言葉探しなど)を行いつつ、新たなひらがなも学習していきました。
年中・年長さんクラスでは、これまでの総復習として、「書かれた言葉の間違いさがし」や動詞、数詞(ひとつ、ふたり、さんせき、よっつなど)の学習も行っています。